ペンギン堂の飯島です。意見は私個人のものです。
お隣りの「紫式部」が綺麗に粒を並べています。今年はかなり遅いようです。気象変動の影響でしょうか?
今世界の注目はイスラエルとヒズボラとの停戦合意のニュースに集まっています。今後の問題はふたつあると思います。ひとつは停戦の着実な履行とその影響の拡大でしょう。
もうひとつは、これは明らかにバイデン大統領の功績となるでしょうから、一方のトランプ次期大統領のとってはウクライナでの戦争終結への取組で成果を本人としてもあげることが求められるということになるでしょう。それがウクライナにとって新たな試練にならない提案であるよう願うのですが。
一方、トランプ氏の政権移行チームによる作業は着々と進んでいますが、人事で気になっているのは、世界経済に与える影響という点では大統領に次ぐ、あるいはそれに並ぶとも思われるFRB連邦準備制度理事会議長の人事動向です。
理事会は七人の理事で構成され任期は十四年です。結構長い。議長、副議長は理事の中から選任されますが任期は四年です。
パウエル議長の任期は二十六年五月までですが、トランプ次期大統領は辞任を求めるか後任を決めて影の議長を置いて云々とメディアが伝えるなどの憶測が飛び交っていますが、そんなこともあってか、政策金利の引き下げを決定した十一月八日の連邦公開市場委員会FOMC後の記者会見でトランプ次期大統領から辞任を求められたらどうするかを記者に問われると、パウエル議長は「そのつもりはない」として強制的に辞めさせることは「法的に認められていない」と答えていましたが、さて、FRBの動向に再び市場の関心が高まっているとされるこの時期、トランプ人事が気になります。
それでふと浮かんだ歌がキャンディーズの「ハートのエースーが出てこない」でした。トランプ人事に果たして出てくるのは❤️じゃなくて♠️か?