新年あけましておめでとうございます。
新型コロナ禍3年目を迎え、様々な見立てが、メディアを賑わしていますが、長続きしているものは少ないようです。デジタル化や脱炭素のように、いまさらうんぬんするものではないものを踏まえて、自分なりに、世の中の動きを見つめていく必要があることは当然です。
元旦以来、この三が日、空は見事に晴れ渡り、今や、箱根駅伝も復路、戦いも真っ盛りです。天候的には、良かったなと思います。現在のところ、母校も大検討中で、このまま、大手町まで行ってほしいです。
元日、早朝の空です。
吸い込まれるようです。
さて、本年は、まず、この本から。
今までも、いろんな読書に関する本を読んできましたが、この本を読んでからは、「目次」の読み方が変わりました。
脳と本、果たしてその関係は?
本書のウリは、「買った本を、すぐに集中して読み始められ、途中で断念することなくどんどん読み進められ、サックと読み切れるようになる」というものです。
同時に、「この読書術は単に本をサックと読むためだけの方法ではありません。あなたの脳を鍛え、アウトプット力を高める読み方でもあります」というのですから、ちょっと、本当?と思ったりしますが、「脳トレにもなる」というのであれば、何のための武器とするかは、人それぞれですが、役に立つかどうかはすぐにわかりますね。
私の場合、少なくとも、役立つところは確実にありました。
実は、本書は4年前の本のリニューアル。つまり、今だから、効くところがあるということなんでしょう。
スマホの画面と文書に慣れた頭の弱点に聞くということなのかもしれません。「今、読書、とりわけ「紙の本」の「読書」が、インターネット、スマートフォンの波にのまれ、その価値を発揮し続けられるかどうかの瀬戸際にいるため」、今こそ、本書がということなんでしょう。
脳の回転が速いということは?
ところで、脳の回転が速いということはどういうことなのか、著者によれば、
1,全体と部分、抽象と具体の行き来が速い、
2,記憶から必要な情報、知識を思い出すのが速い、
3,異質な情報、知識同士の結びつけが速い、
ということだそうです。三番目は、「アイデアのつくり方」でいわれていることでもあります。
これって、読書によるインプットとそのことでつかんだ何かをアウトプットしていくことの、胆ということを言っているのかも、なんて考えますが、『武器になる読書術』のいいところは、実践しやすかったということです。やれなきゃ始まらないですからね。
ティップスとして、具体的でいいと思いました。
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